OP07 を使用して単路オペアンプを設計する際の設計目標は、100K から 1M の 1V ピーク - ピーク値の正弦波を 2 倍に増幅することですが、テスト中に 100K の周波数で出力波形が三角波に似ていることがわかりました。データシートによると、OP07 のゲイン帯域幅積は 0.5MHz であり、通常、100K の周波数で 2 倍のゲインは問題ないはずです。
しかし、データシートには OP07 のスルーレートが 0.3V/us であると記載されていますので、設計目標に基づいてオペアンプのスルーレートは少なくとも 6.28V/us に達する必要があることが計算できます。OP07 のスルーレートは完全に不足しているため、波形が歪んでしまいます。

正負 5V の電源を使用した場合、AD8051 のスルーレートの最小値は 105V/us であり、設計要件を満たすことができます。